地方の医師不足が深刻化する中、厚生労働省、文部科学省、総務省は地域医療対策を立て、医師の地域への定着を図るため、「医科系大学の地域枠入試」を検討事項に挙げた。
現在、全国42国立大学の地元出身入学者の割合は平均27%、そのうち12大学は20%未満となっている(文部科学省調べ)。
また、2004年4月より、医学生は医師免許取得後、全国の大学病院において臨床研修が義務づけられた。その結果、研修医の学外流出が進み、卒業後、その地域の医療機関に残る医師が減少する原因になっている。医学生の卒業後の県内定着率は、千葉大学は近年、9割から6割に落ち、秋田大学は4割以下となっている。
そこで大学側は、地元出身の医学生なら、卒業後もその地域の医療機関に残る可能性が高くなることを見込み、地元出身者また在学者のための募集枠である「地域枠」を導入し始めた。(下記のホームページより抜粋)